「カガミ」と「あいだ」


さて、今回の展示の中の1つの作品をチラ見せ。 と言うのも、DMとまた違った感じになってきたからなのでした。 

こういう万華鏡的世界にハマり出したのは、 このシリーズを作り始めてから。 https://www.instagram.com/mkwisp/?hl=ja 

この展示を最初はシンプルな写真展にしようとしていたのだけど、その時に書いたメモに「カガミ」「反転」「対比」「根と枝」っていうことが書いてあって。

それを会場の中で完全に写真とコラージュに分けて表す的なことがイメージがあったりもしたんだけど、結局なんか具体的に考えるとなんか自分の中で盛り上がらなかったので、ボツったのでありました。 

「孕む」(はらむ)という言葉もよく出ていて 展示名を「孕む」にしようかとかも考えたわけですけど (妊婦舞踏だったってのもあり、いろんな意味を含んで豊かになっていくというイメージ)なんか直接的すぎるな、とか思ったりもし。。。 

結局最終的にコンセプトを手放して、 手を動かした先に「あーこれこれ!」っていう世界が見つかって、出来てきたいくつかの作品を並べてみたら「カガミ」的な世界になっていたのでした。 

この「カガミ的なかたち」の中に沈んでいくと、 あちら側とこちら側につながった「あいだ」に、とてつもない可能性が埋もれている、それが湧き出してきているという感覚になるのです。 

自分の中の「LIFE」は「日常」なのであるが、こういう「カガミ的世界」がいつも自分の日常に見え隠れしているのを感じている。決して特殊なことではない。 

森の向こうから、畑の土の中から、雲の間から。。いつもそこに芳醇で濃厚な「あいだ」の世界が存在するのです。 そんな世界にとっぷりと浸ってみるのも面白いのではないでしょうか? 


KAMATA MOTOKO EXHIBITION [LIFE] 

2021/10/1,2,8,9,15,16,22,23,29,30 am10-pm5(10月中の金土)

gallery isyokuju】山梨県上野原市上野原2004-2 □伊勢谷菓子店向かい空き地正面の白い建物(https://goo.gl/maps/5FDuDB1TqcV4hrHV9) tel:080-4270-2384 (igeta) mail:isyokuju.uenohara@gmail.com 

【電車】JR中央本線上野原駅より上野原周回バス明誠高校前下車徒歩1分 (時刻表)

【車】専用駐車場はありません。カフェハシドイのある商店街無料駐車場をお使いください。