展示初日である2008年7月7日に、展示を行うギャラリーで
ダンサーの黒沢美香と非公開で撮影。
2日日はあらかじめ焼いていた写真の展示作業を行う。
2日目の夜から写真の焼き付けを開始し、
昼間は写真と空間の展示作業を行う作業を金曜日まで行う。
二週目はそれを常設展示として公開。
また撤収間際に、展示要素を写真だけにし、
ライトを煌々とつけた「写真展のような空間」を作りだした。
振り返れば つみとられなかった 花の匂いが 充ちる いま ここ に 居る 曲線を描く とおりゆく あしあと 何も求めず ここにいる くうきが ふるえる ただ あたえず ここにいる くうきが ふるえる 道が波打ち われらは みちゆき とおく はなれ とおく はなれて それでも ここに いる しずかに波打つ 直線の まじわるところ しんと ここに いる 微かな ふるえ 徴を みる ゆたかに なみうつ 直線が まじわる 耳の奥に 満ちる 予感が 足もとを 照らす 咲き続ける シロツメクサ はじまる はじまり。
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